床をカーペットにしたいのですがダニとかは大丈夫?メリットデメリットは?
床をカーペットにしたいのですが、ダニとかほこりは大丈夫なのでしょうか?
とお客さんから質問されたのでブログで残しておこうかなと思います♪
昔は多かったカーペットの部屋。特にマンションは多かったですよね。
なぜ今こんなに少なくなったの?
そんなことを含めて書いてみたいと思います♪

カーペットとは?

まずは、カーペットとは何か、についてお話します。
カーペットとは部屋全体に敷く敷物のことで、日本語でいう「絨毯」の事です。
それでは、カーペットの素材にはどんなものがあるのでしょう?
主に以下に挙げるものが良く使われる素材です。
- ウールカーペット
- ナイロン
- ポリエステル
- ポリプロピレン
- アクリル
- シルク
- コットン
- リネン(麻)
それぞれの素材でメリット・デメリットがあるので、簡単に紹介しますね。
ウール
| メリット | デメリット |
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ナイロン
| メリット | デメリット |
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ポリエステル
| メリット | デメリット |
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ポリプロピレン
| メリット | デメリット |
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アクリル
| メリット | デメリット |
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シルク
| メリット | デメリット |
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コットン
| メリット | デメリット |
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リネン(麻)
| メリット | デメリット |
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カーペットの種類ってどんなのがあるの?
一言にカーペットと言っても、色々な素材があることはわかりました。

では、カーペットには種類があるのでしょうか?
ロールカーペット

その名のごとく、一枚の大きなカーペットをロール状に巻いたカーペットです。
継ぎ目をほとんど作ることなく部屋に敷けるのが特徴です。

ただ施工は大変そうですが(笑)
タイルカーペット

こちらはタイルのように正方形の状態で売っているカーペット。


19HOUSEでも、ダイニングの下は子供たちが食べこぼしがあるかもしれないのでタイルカーペットにしてます。
張ると、タイルカーペットって言うのが全然わからないぐらいです♪
ウィルトンカーペット

パイル密度が高く、耐久性にすぐれたカーペット。
機械織のカーペットのなかでは最高級のものです。

カーペットってアレルギーの原因、埃やダニはどうなの?
カーペットにしたらアレルギーを発症したり、埃やダニがたまるんじゃないの?
と思われるかたも多いと思いますが、実は正反対。
地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所が実施した実験によると、カーペットの床でハウスダストが舞い上がる量は、なんとフローリングの約10分の1だったんです!
これは、カーペットの繊維が付着したハウスダストをパイル内に取り込む(ダストポケット効果)ため、空気中に埃が舞い上がりにくいから。
こまめに掃除機をかけこの取り込まれたハウスダストを掃除すれば、ハウスダストが舞い上がることを更に防ぐことができます。
カーペットのダニ対策|タイルカーペットは「はがして洗える」が強み
ホコリはカーペットの方が舞いにくい、という話をしました。
では「ダニ」はどうなのか、もう少し詳しく書いておきます。
まず、ダニが増える条件は3つです。
- 湿度が高い(目安は60%以上)
- 温度が高い(20〜30℃くらいが一番活発)
- エサがある(人のフケや垢、食べこぼし、ホコリ)
逆に言うと、この3つのどれかを崩せばダニは増えにくくなります。
カーペットだからダニが湧く、のではなく「湿気とエサを放っておくとダニが増える」が正解です。
これはフローリングの上に敷いた布団やラグでも同じことです。
普段の掃除でできること
- 掃除機は1㎡あたり20秒以上かけて、ゆっくり動かす(ダニの死骸やフンはパイルの奥に入り込むので、早く動かすと取れません)
- 毛並みに逆らってかける(ゴミが浮き上がりやすい)
- 食べこぼしはその日のうちに取る(ダイニングの下はとくに)
- 加湿器を使う場合は、湿度を上げすぎない(60%を超えない)
年に1〜2回やると効くこと
- スチームクリーナーで高温スチームをあてる(ダニは50℃以上の熱で死にます。この記事の最後に動画を載せています)
- 晴れた日に窓を開けて、カーペットをしっかり乾かす
タイルカーペットなら「はがして洗う・取り替える」ができる
ロールカーペット(部屋全体に1枚で敷き詰めるもの)は、汚れた所だけ外すことができません。
一方、タイルカーペットは1枚ずつ独立しているので、汚れた1枚だけをはがして洗ったり、新しい1枚に取り替えたりできます。
小さいお子さんの食べこぼしや、ペットの粗相があった時に、この差はかなり大きいです。
ただし、タイルカーペットには2種類あります。
| 種類 | はがせるか | 向いている所 |
|---|---|---|
| ボンド貼り(この記事で紹介している施工) | はがしにくい | リビング全体など、ずっと敷く所 |
| 置き敷き(裏にすべり止め加工) | 1枚ずつはがせる | ダイニングの下、子ども部屋など |
19HOUSEのダイニングの下はボンド貼りのタイルカーペットです。
ボンド貼りでも、汚れがひどい1枚だけを剥がして貼り替えることはできます。
藏家で施工しているのはボンド貼りの方で、置き敷きタイプは市販品を自分で敷く形になります。
「ダニが心配」なら、カーペットより先に見る所
ダニが一番多いのは、実はカーペットではなく布団・ソファ・ぬいぐるみです。
人が長く触れていて、汗で湿気がこもり、エサ(フケや垢)が多いからです。
カーペットのダニを気にするなら、布団を干す・布団に掃除機をかける方が先に効きます。
19HOUSEはリビング全体がウールカーペットで、子どもが0歳の時から使っています。
ダニやアレルギーで困ったことは、今まで一度もありません。
子どもたちはソファにも座りますが、カーペットに座ってソファにもたれる、という使い方もよくしています。
床に直接座れる、寝転べる、というのはカーペットならではです。
カーペットの掃除はどうしたらいいの?飲み物をこぼしたら?
カーペットの掃除はなんだか難しそうですよね。

基本は、週に2回程度掃除機をかけます。
この時ポイントとなるのは、毛並みに逆らって掃除機をかけること。
そして、1つのエリア(1㎡くらい)を20秒以上かけてゆーっくりとかけることも大事です。
月に1回程度は、水ぶきも行いましょう。
水ぶきを行う際も、毛並みに逆らってすることがポイント。
(正直ぼくはやったことなかったのですが、調べたので今度やってみます♪)
拭き終わって湿り気が気になるようであれば、最後に乾いたタオルで拭いて水分を取り除きます。
汚れが酷いときは、カーペット用洗剤や中性洗剤を使うこともおすすめですがその際は洗剤が残らないよう、何度か水ぶきするのを忘れないでください。
カーペットに飲み物がこぼれた時はどうしたらいいの?
こぼさないように気を付けていても、子供がいたりするとつい飲み物をこぼしてしまったりすることがありますよね。
そんな時は、まず乾いたタオルをこぼした部分に押し当て、その上からトントンと叩き、汚れをタオルに移します。
こすらず、トントンと叩くことがポイント。
水分がなくなったら、今度はきれいな水を汚れた部分に少しだけかけ先ほどと同じ要領でトントンと叩きます。
油分を含んだものをこぼしてしまった場合は、乾いたタオルに中性洗剤を少しだけ含ませてトントンと同じ要領で叩いていきます。
最後にをしっかりきった雑巾で洗剤を拭き取って完了です。
このときも、ゴシゴシと擦ることはやめましょう。
こぼしたのがワインだったら・・・?
ワインをこぼしてしまったら、塩が大活躍。
こぼした部分に塩を撒いて塩がワインを吸い取ったら、掃除機をかければOK!
これはなったことがないので、実際にこぼしたときはやってみようかな♪
カーペットを床に使う利点(メリット)はあるの?
カーペットを床に使うと、ハウスダストが舞いにくいことがわかりました。
では、それ以外のメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
床にカーペットを敷くメリットは主に以下のようなものがあります。
・足や腰に負担がかからない(クッション性があるため)
・保温性があるので、冬場に足裏から寒さを感じることがない
・滑りにくいので転倒防止になる
・衝撃を吸収してくれる
・防音性があるので、マンションやアパートの場合、階下に音が響きにくい
・インテリアとしても楽しめる
小さなお子さんがいるご家庭などは、滑りにくく転倒防止になりますし防音性があるのでおすすめです。
衝撃を吸収してくれるので、お子さんが転んだ時はフローリングより痛みを軽減できますし、物を落とした時も、フローリングよりは割れたり壊れたりしにくくなります。
また、クッション性があるため腰や足への負担がすくなく、床が硬くないので寝転んでも気持ちがいいですね。
フローリングではできない柄や模様を活かしてインテリアとして使う、ということもできます。
カーペットを床に使う欠点(デメリット)はあるの?
メリットのたくさんあるカーペットですが、デメリットもあります。
カーペットを床に使うデメリットは以下の通り。
・掃除やメンテナンスが手間
・家具の跡が残りやすい
・素材によっては、夏場はフローリングより暑いと感じる
・素材によっては高額なものも
・カーペットの入隅部分が掃除機で吸いにくい
まず一番のデメリットと言えるのは、掃除の手間でしょう。
特にペットを飼っていると、ペットの毛がカーペットの繊維に絡まるので掃除機も念入りにしなければなりません。
また、家具のあとが残りやすいのもデメリットの1つ。
模様替えをするとしばらく家具のあとがくっきり、なんてことも。
ただし!!
うちの家で実験をしてますが、跡は掃除機を何度かかけてると元通りになります。
多分これはカーペットの種類によるのかな?と思いますが。
19HOUSEの場合

机を動かすと机の脚の方がくっきりw

アップでとるとこんな感じ。

そのへこみを掃除機で吸います!

押したり、引いたり何度かしていくと。

ね?わからなくなったでしょ?
ちなみに19HOUSEに使っているカーペットは、大阪の和泉市にある堀田カーペットさんのウール100%のカーペットを使用しています。
正直最高です
夏場の暑苦しさは素材にもよりますが、吸湿性の低いものだとやはりどうしてもフローリングより暑苦しく感じてしまいます。
カーペットを張った壁との際(入隅)は結構掃除機がゴミを吸ってくれないんです・・・
我が家ではこんな感じでゴミを吸ってます~




端っこに沿って吸うと結構吸えるかな~
これはあくまで個人的な感想です!
敷き詰めカーペット(絨毯床)にする時のデメリットと、マンションでの注意点
ラグのように部分的に敷くのではなく、部屋全体に敷き詰める場合は、上に書いたデメリットに加えてこんな点があります。
- 模様替えや張り替えが大がかり(家具を全部出す必要がある)
- 飲み物をこぼした時に「その部分だけ外す」ができない(ロールカーペットの場合)
- 経年で毛が寝て、家具を置いていた所と通路で見た目の差が出る
- 下地の床が傷んでいても気づきにくい
逆に、敷き詰めだからこそのメリットもあります。
部屋の端までクッション性と防音性が効くこと、ラグのように端がめくれて転ぶ心配がないことです。
マンションでカーペットを選ぶ時
昔のマンションはカーペット敷きの部屋が多かったですよね。
理由のひとつは、カーペットが階下への音を抑えるのに向いているからです。
マンションには管理規約で「床材の遮音等級」が決められていることが多く、フローリングに変える時にはこの規約が壁になることがあります。
カーペットは元々その基準を満たしやすい床材なので、規約の面ではフローリングより通しやすいことが多いです。
(規約はマンションごとに違うので、必ず管理組合に確認してください)
マンションでカーペットを敷き詰める時の注意点はこの3つです。
- コンクリートの床に直接貼ると、冬に足元が冷える(下地のフェルトや、床の断熱で変わる)
- 湿気がこもりやすい北側の部屋や、結露しやすい窓際は、カビとダニに注意
- 将来フローリングに変える可能性があるなら、ボンド貼りより置き敷きの方が戻しやすい
藏家のマンションリノベーションでは、リビングの床をウールカーペットにするお客さんが結構多いです。
自分の家で使っていて良さを知っているので、おすすめもしますし、見学に来られた方が「これがいい」と言われることも多いです。
実際の例はこちらの施工事例を見てみてください。
マンションの床をどう変えられるかは、こちらの記事にまとめています。
カーペットって洗えるの?
取り外しのできるカーペットであれば、現在はコインランドリーなどで洗濯できる物もたくさんありますが、絨毯床で、カーペットが貼り付けられている場合はそうはいきません。
自分でこまめに掃除はしていても、やはり何年もたつと汚れが付着してとれにくくなったりします。
どうしてもディープクリーニングしたい場合は、専門の業者にお願いしましょう!
海外の家の寝室などは絨毯床が主流なので、ディープクリーニングの技術が進んでいます。
そんなアメリカで主流の方法が、「スチームクリーニング方式」。
高価な機械と専門知識が必要なので、クリーニング代は少々お高めですが、その分効果は抜群です。
カーペットとラグって何が違うの?
最近良く使われるようになった「ラグ」という言葉ですが、
ラグは「部分的に敷く」もののことをいいます。
なのでカーペットとラグの違いは「大きさ」ということになり、素材は特に明確な違いはありません。
ただ、ラグにはカーペットより毛足の長い素材で作られたものもありますね。
ラグもインテリアの一部として使うことができますし、簡単に取り替えることができるので季節ごとに変えることも可能です。
ロールカーペットってどうやって施工するの?
グリッパー工法
ロールカーペットの施工法は「グリッパー工法」と呼ばれ、グリッパーとはカーペットの固定金具のことをいいます。

グリッパーとはこんな釘が出た板の事を言います。
グリッパーを部屋の壁際に固定し、カーペットの裏側をピンにひっかけて固定する方法です。

四周にグリッパーを打ち、その中側に下地のフェルトを敷きます。
その上にロールカーペットを部屋の大きさより少し大きめでカットして、こんな機械(ニーキッカー)を使ってカーペットを張っていきます。
ニーキッカーで施工する動画ですが・・・・ちょっとしか撮れなかった(笑)
2020.9.4動画をついにゲットw
タイルカーペットの場合
タイルカーペットの場合は、床に専用のボンドを塗って敷き詰めていく方法で施工します。
まず部屋の中心線を割り出し、その後部屋を4等分する線を引きます。

次にボンドを塗っていきます。
一気に床全体に塗るのではなく、最初に4分割した1ブロックずつ塗っていきます。
このとき、なるべく薄くボンドを塗ることがポイントです。
ボンドを塗ったら、中心線を基準として貼っていきます。
階段式に貼っていくと上手く貼れます。
最後に端の処理をして完成です。

張り終わるとこんな感じ。
タイルカーペットに見えないですよね!
カーペットって厚みはどれぐらいあるの?
カーペットの厚みは、フェルトの厚みプラスカーペットの厚みになります。

カーペットの下に引くフェルトの厚みは、大体ですが8mm前後ぐらい。
その上にカーペットを張るのですが、5~10mmの間ぐらいかな。
もちろん素材によっても変わってきます。
フカフカで厚みのあるカーペットがいい!
と思われる方もいるかもしれませんがこれはカーペットを敷く場所、部屋によっても適した厚みがあるので、一概にフカフカがいいというわけではありません。
カーペットのまとめ
いかがでしたか?
カーペットはダニや埃の温床になるのではと思われている方が多いと思いますが、それはカーペットにとって濡れ衣です。
ダニはもともとカーペットにいるのではなく、主に布団などに潜んでいてそれが舞い散る。
ということのほうが多いんです。
カーペット床はメリットもたくさんあり、掃除の手間さえ苦でなければおすすめできるものです。
特に小さなお子さんがいるご家庭では、転倒防止になったり防音効果もあるので、お子さんが小さい時だけカーペットを敷く、というのもアリだと思います。

我が家にはまだ0歳の息子がいてるのでカーペットのありがたさを肌で感じでおります
2021.1.13追記
カーペットの除菌ってどうやってやるの?
ケルヒャーのスチームクリーナーを購入したので、リビングのウールカーペットをスチーム除菌してみました♪
その動画を撮影してみたのですが・・・・
声がちっさい‥‥
文字で読んでみてください(笑)
それでは^^
床をカーペットにするか、フローリングにするか。
正解はひとつではなく、お子さんの年齢や、ペット、マンションか戸建てかで変わります。
藏家では、こういう「どっちがいいの?」を一緒に考えながら家づくりをしています。







