木配りの事
木の表情や木目を見て、番付を印しています。
さてさて、今日は木配りの事についてブログを書いてみようと思います。
木配りとは?
木配りとは、構造材を化粧として使う時にその材をどういった向きで見せたいのか?を決めて番付を打っていく作業です。
なぜそんな事をするのか?
最近は、大壁と言って柱・梁が隠れる木造住宅が増えてきています。
そういった場合にはする必要はありません。
ただ、柱や梁を化粧として見せたりすることが多く木配り(気配り)をしております。
ちなみにですが、上の木配りをした材料はどこに使用したのかというと。
↓
こちらです。寝室の天井の梁材です。
こういった感じで、化粧材として見える事が多い為その材をちゃんとどう見せたいかを選ばないといけないんです。
正確には選ばないといけないのではなく、選びたいんです・・・かな(笑)
木配りの様子。
木配りの時点て構造材が乾燥しているのかも含水率計を持参して測ります。
この写真で上に見える面が、見上げた時の梁の下に見えるように並べています。
お施主さんも一緒に見にいったりもします。
思い出に、息子ちゃんに化粧の梁を選んでもらったりもしてました♪
この選んでくれた材料はここに使いました~
材木屋さんと設計の先生も一緒に。
番付を書いていきます。
この材がどこに使われたかというと。
↓この天井。
まとめ
こうやって現地に行ってしっかりと自分たちの目で見て材料の場所を決めてあげる事が、材料にとってもお客さんにとっても、そして私たちにとっても嬉しいし大事な事なんですよね。
ちょっとした手間、ちょっとしたひと手間で家はより良くなるんやと私は思ってやってます♪
おしまい。