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トヨタ デリボーイってどんな車?

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大阪市住吉区で居心地の良い家を、住まい手さんと一緒に楽しく作っています。
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トヨタのデリボーイ。

今なお人気のあのスタイル。
国産車なのにあのさりげないかわいい顔(笑)
以前紹介した、フォルクスワーゲンのヴァナゴンに通ずるものがありませんか?

フォルクスワーゲン ヴァナゴン(Vanagon)(T3)ってどんな車?

僕、こういう顔が好きなんですよね(笑)
そして、後部ドアは観音開き。


今は跳ね上げ式のバックドアを採用する車が多い中、観音開きはレアですよね。
デリボーイは1989年7月に発売されて、1995年に製造中止。
今回はそんな愛してやまないデリボーイについて書いてみたいと思います♪
ちなみにですが、弊社でデリボーイを1台購入して2021.3.14に自分たちで刷毛トローラーで全塗装してついに走れるようになりました~。
またその車もこのブログの最後にアップしますね♪

トヨタ デリボーイってどんな車?

冒頭でもお伝えしたとおり、デリボーイはトヨタから1989年に発売され、わずか6年後に製造中止になった車です。


製造中止になった理由はさまざまあるようですが、主なものとして
・スペース効率が悪い
・助手席が質素すぎる
などがあるようです。
デリボーイは主に業務用に使用され、クレープや焼き鳥などの移動販売などでも活躍してたみたいですよ。
デリボーイのデリって、単純に「Deli」のデリなんでしょうか・・・それともデリバリーのデリ?
また、バックドアにも特徴が。

跳ね上げ式のバックドアを採用する車がほとんどな今、この車のバックドアは観音開きなんです。
そこもレアで、気に入っています♪

この車には4つのタイプがあって、201,202,501,502に分けられます。
百の暗いの数字は、乗車可能人数を表していて、一の位の数字は、グレードを表しています。
1はエコノミーグレード、2はデラックスグレード。
なので、502は、5人乗りの、デラックスグレード、ということですね。

主な違いは、エコノミーグレードはパワーステアリングがついてなかったり(現代では考えられませんが)、シートがすべてビニール張りなのに対し、デラックスグレードはもちろんパワーステアリング付きでシートは布張り。
わかりやすいですね(笑)

トヨタデリボーイはガソリン車?ディーゼル車?

実はデリボーイ、ガソリン車もディーゼル車も両方あるんです。
エンジンが2タイプあって、
・1500ガソリン5K-II
・2000ディーゼル2C- III
となっています。
生産台数としては、
ガソリン車:約4,500台
ディーゼル車:約3,500台
で、ガソリン車のほうが多かったよう。
それにしても・・・生産台数を見るとわかる通り、販売されていた時はあまり人気がなかったようですね・・・

トヨタデリボーイはNox・PM法の規制対象車なの?

デリボーイのディーゼル車は、排ガス規制の法律が出来たのを機に国内にあったものはほとんどがスクラップまたは海外へ売られていきました。
既存のガソリン車も、排ガス規制解除の認定を受けなければいけません。
購入をお考えの方は、5ナンバーの登録者を探してみてください。
5ナンバーであれば、NOx規制地域でも乗れるようにされているものです☆

そもそもNOx・PM法の規制対象ってなに?

上記でお話したNOx・PM法ですが、これはディーゼル車が排出する窒素酸化物(NOx)を抑制することを目的として1992年に作られたNOx法を元に、発がん性があると言われるPMも規制対象とした法律です。
対象地域は主に関東や関西の半数以上の区市町村、また中部地方の一部で、これらの地域ではこの法律により定められた基準値に適合しない車は対象地域に使用の本拠地を置くことを禁じられ、車検が通せなくなります。
要するに、これらの地域では走行しないでね!ということ。
なので先ほども言いましたが、デリボーイをお探しの方、中古屋さんのホームページに
「Nox規制解除済み」という表示があるものを探してくださいね!
それ以外の車だと、解除の手続きやら適合させるための整備依頼やらを自分でしなくてはならなくなり、結構な額になります!

 規制対象じゃなかったら乗れないの?

上述したように、規制対象地域でなければ乗れます。
ただ、車庫飛ばしと言って、大阪の人が奈良や京都でで仮の事務所などを登録し、そこで車庫証明をとって大阪で乗ってる人がいます。
これは、実際は微妙・・・


大阪や東京、神奈川などの都市で乗るには、基本的にはNox対応に変更しなければいけません。
ちなみに僕のデリボーイは大阪で乗っていますが、ちゃんとNox対応ですよ!
Nox対応は、静岡にあるアルファ―コーポレーションさんでしていただきました♪

以前お話したヴァナゴン同様、信頼して相談できるお店があると心強いです。

トヨタデリボーイの後ろはどれぐらいの広さがあるの?

デリボーイはもともと業務用、移動販売用に作られたもの。
ですので、スペース効率が悪いと言われることもあるようですが、それなりに広さはあります。
寸法でいうと、
高さ1405㎜
長さ2035㎜
幅1630mm


寸法的には、大き目のバイクがすっぽり入るくらいの広さです。
工務店のように、たくさん木材や工具を運ばなければいけない僕たちにもピッタリ♪

トヨタデリボーイの部品ってまだあるの?

残念ながら純正部品の供給は終了しています・・・。
そりゃそうですよね・・・。
生産終了してから25年もたっているんですから・・・
しかも生産台数もそんなに多くなかったし・・・
ただし、社外品で対応できる場合ももちろんあります!
所有者のみなさんは、当然純正部品で交換したいと思うと思いますが、残念ながらすでに供給終了しているので仕方ない・・・
でも実は社外品でも対応できるならまだいいほうです!
交換が必要なパーツによっては、社外品でも対応できないケースもあるのです。
そうなると、これはもう車とお別れするしかありません。
ずっとずっと乗っていたいけど、交換パーツがなくて、交換できなければ安全に走行できない、なんてこともあるんです。
悲しいですよね・・・
なるべくそうならないように大切に乗らなくては!

トヨタデリボーイに似た車ってあるの?

1982年に登場した「クイックデリバリーバン」をご存知でしょうか?

他の方のHPですが、こちらから見れます♪

名前を聞いたことがない方でも、写真を見れば必ず
「ああ!あの車!」となるはず。
なぜなら、この車はヤマト運輸から依頼されて作られたバンだから。
1982年登場の初代から、1985年に2代目、1999年に3代目が登場し、その後マイナーチェンジを経て2011年に販売終了となっています。
それでも現在も、ヤマトさんがこれに乗って配達(デリバリー)をしているのをちらほら見かけますよね。
ちなみにこの車、もちろんヤマトさんじゃなければ乗れないわけじゃありません!
今でも根強い人気があって、オークションでは高値で取り引きされたりするんですよ!

トヨタデリボーイを刷毛トローラーで全塗装してみた

購入したのデリボーイは結構へこんでて・・・

まずは初のパテ埋めから♪

こんなのを買って初トライ!

まずはペーパーをかけて。

その後シンナーで脱脂。

そしてパテを割りばし(笑)で埋めて。

 

結構へこんでるところが多い・・・・💦

 

パテが固まったら、サンダーで削る。

結構大変w

車全体的にペーパーも書けて傷をつけていきます。

 

 

何とか苦労して(笑)パテ埋めしてサンダーかけ完了♪

そして昨日201.3.14。

お友達に集まってもらいみんなで車を刷毛トローラーで全塗装しました♪

まずは汚れを取るために洗車から♪

 

奇麗に水分をふき取って。

続いてシンナーで脱脂。
前にペーパー掛けはしてあるので脱脂のみで大丈夫♪

脱脂が終わったら塗らない部分の養生。

窓とかゴム枠とかそこら辺の養生から。

この養生がすごく大事♪

タカラ塗料さんで以前作ってもらったオリジナル色
”KURAYA old blue sea” 色を準備♪

塗料は開けるとまず下に色が沈殿してるのでちゃんと混ぜないといけません♪

迷いなくローラーでぬりぬり!

みんなでぬりぬり!

 

 

ある程度塗り終わって天気も良かったのでみんなでブルーシートを引いてお昼ご飯は外でw

結構イメージが変わってきたでしょ!

ここら辺がかなりキーポイント。
外と中の境界をどこまで塗るかで結構時間が変わりますw

ある程度のところでマスキングテープをしてみ切ります。

後ろの観音開きのドアの取り合い。

 

 

既存の青もいい感じの色なので、ある程度残しながら♪

 

結構晴天で暑かったw

外装の塗装が終わったら、養生を外して今度は逆にミラーなどを塗りたいのでボディーに養生をします。

フロントグリル周りは取り外して塗ります♪

 

 

後ろのバンパーもカカオブラウンに塗装。

タイヤのホイールもカカオブラウンに♪

最後だけきておいしい所どりをした赤い服着たちっさいおっさん・・・

そしてついに!!
かんせ~い💖

途中で帰ってしまった人もいてて記念撮影できなかったのが残念・・・

なんか一気に藏家っぽくなったと思いませんか!?

 

正面。

斜めから。

逆サイドから。

後ろ♪

目ーーっちゃいい感じになったw
今後はこのデリちゃんも、現場に材料を運んでくれますよ♪

トヨタデリボーイのまとめ

いかがでしたでしょうか。
今回も、「僕が好きな物シリーズ」のブログでした。
僕は車が大好きで、しかもレトロな雰囲気のある車が大好きです。
今の車の顔って、みんなしゅっとしてて、似たりよったりであまり特徴がないような気がするんです。
しゅっとした顔より、レトロな感じの、愛嬌のある顔のほうが僕に似合っている気もしてて(笑)
家も家具も「味わい」が出るものが大好きなように、車も月日を経て味わいの出ているものに惹かれてしまいます。
メンテナンスに費用がかかるってわかってはいるんですけどね(笑)
手のかかる子ほど可愛い、ってやつです。
みなさんにも、そういうこだわりや、好きなものってありますよね♪
もしみなさんにお会いする機会があれば、ぜひ教えていただきたいです!

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