みかん越しの家 屋根工事続きから内部断熱材施工まで。
高性能グラスウールを入れて、防湿シートを張ってます。
こんばんは、居藏です。
さて、八尾のM様邸国産材を使った新築現場ですが、上棟式から書いてなかったので続きを。
前回も書きましたがこの軒先にあるステンレスのメッシュの所から空気が入ります。
そして、ここを空気が棟まで抜けていくんです。
屋根の断熱は、フェノバボードの90ｍｍ。
ジョイント部分は、気密防水テープでくっつけてます。
そしてちょっとの隙間も見逃しません(*´з`)
継ぎ目には、ウレタンスプレーを吹きます。
通気が通る所は、ウレタンスプレーを押しつぶして。
真ん中部分はまっすぐなので空気の流れもばっちり♪
棟の所で通気垂木をカットしてるので、これで棟に軒先から入った風が抜けるようになってます。
そしてその上に野地合板12ｍｍ張り。
構造金物も取り付けていってます。
とりあえず毎回書いておきますが、外部に張ってるシートは雨養生の為に張ってるものでこれははがすんですよ。
屋根から配線がチョロり。
どこから？かと言うと。
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屋根の通気の所から下の天井に垂らしてます。
ちゃんと配線の穴にもウレタンスプレーを。
そして合板を張ると電気の配線の位置がわからなくなるので、屋根やさんに伝える意味でも合板に書きます。
ちょっとした隙間を埋める！
屋根に張ったものと同じ物を外壁の柱や間柱にも張っていきます。
金物がついている熱橋（熱が伝わりやすい部分）にもウレタンスプレーを。
正面の屋根も下地が進んでいきます。
大屋根の折り返し部分。
玄関の下から上を見上げるとこんな感じ♪
外壁の胴縁内の空気は屋根に抜けるようにしてます。
内部から見た面戸板部分。
ここも隙間があったらダメなので、ウレタンスプレーで隙間を充填！！
外部の金物。そこにもウレタンを。もちろん内部も吹いてます。
それをカッターでカット。
ここは・・・意味あるのかないのか・・・
でも隙間は埋まってます♪
サーモカメラで屋根のチェック♪
屋根の野地も張り終わり。
続いてルーフィング張り。
先ほど電気の配線を書いた部分。
屋根やさんにもちゃんと伝わって、配線の位置をルーフィングに書いてくれてます♪
そして外壁にはダイライトを施工。
その前に、柱や梁部分に日本住環境さんのPEパッキンを施工。
これをすることで、外部の気密を取ることが可能なんです。
そして内部は、防蟻工事に。
防蟻はいつもホウ酸を使った防蟻材を使用しております。
配管廻りも防蟻材入りコーキングでシーリング。
床の構造用合板の表も裏もホウ酸処理します。
そう、こんなコミ栓まで処理してくれます♪
玄関框下の土台裏まできっちりと。
外壁の気密パッキンが張り終わると、その上にダイライトを張ります。
ここで押さえることで、気密が取れるんです。
間柱まではする必要はないのですが、少しでもと欲が出てきて・・・汗
ちょっと不安なところは、上からプラスして防水テープを張ってます。
こんな感じで、ちょっと気になった部分を防水テープで気密処理。
結構張るだけでも時間かかるんですよね・・・
なので、通常の建売さんとかと比べると足場のある日数も長い・・・
でも中はどんなことをしてるのかわからない・・・
みなさ～ん！！
こんな事をしてるから注文住宅は時間がかかるんですよ～
さぼってるわけじゃないんですよ～
細かい所、見えなくなる所もきっちりとやってるんですよ～♪
って、ちょっと時間がかかってる言い訳をしておこう(;・∀・)
ダイライトを張った内部。
これで外部気密が取れてるはず。
そして中間検査。
構造の金物検査です。
役所の検査と、第三者機関の検査があります。
きっちりと見て頂き、無事合格を頂きました♪
その後、設計の西久保さんと米倉大工と定例の打合せ。
外部の窓廻りの枠詳細の打合せです♪
窓を取りつけて行ってるのですが、サッシの両サイドは、すこ～しだけ隙間があります。
そこはウレタンスプレーでしゅっと吹き、隙間を埋めます。
こんな小さい所はグラスウールを埋めるのも難しいのでウレタンスプレーでしゅっと。
今回はユニットバスなので、ユニットバスやさんに採寸してもらい墨を出してもらいます。
水道やさんにお手紙を土間に書いてます(*´з`)
玄関ドアの枠付け。
準防火地域ですが、玄関ドアは木製の開きドアを。
延焼ラインをかわしているので、防火仕様じゃない木製ドアでも使えます♪
全貌が楽しみ♪
そして、今回も基礎内断熱。
基礎の立ち上がり部分と外周部から1ｍの所までをスタイロ３種Bの材料で貼り付けてます。
そして、ちょっとした隙間にはウレタンスプレーを使います。
配管がある所は結構施工しにくい・・・
引き続き内部は、高性能グラスウールを充填。
今回もマグさんのマグスーパーイエローの120ｍｍを使用！
隙間なくぴっちりと。
そして屋根工事。
破風もガルバリウム鋼板を巻いてます。
屋根は立平葺き。
引き続き断熱材の充填。
だいぶ入ってきましたね♪
そして、Mさまも交えての定例打合せ。
相変わらず奥さんは・・・オレンジの眼鏡を・・・・
かけてらっしゃる(;・∀・)
しかも、笑顔で(*´з`)
娘ちゃんのKちゃん。
お父さんが抱っこしようとしたら大泣き・・・
そして、お父さんも大泣き(T_T)
なんてしょうもないことを書きながら、和やかに定例打合せは終了♪
Mさまにもらったアイスをみんなで食べながら談笑(*´з`)
サッシ廻りのちょっとした隙間。間柱カギ。
ここの部分もシュッと吹いてます。
サッシのちょっとした隙間を吹いたら、カッターでカット。
これは出窓に使うカウンター材！
材種は、モアビ♪
無地で滅茶苦茶きれい～～
そして玄関框。
材種は、桜♪
これまためちゃ綺麗な杢目。
ユニットバスが入る前に、外周部は先に耐水の石膏ボード張り。
外部には、今回は本チャンのタイベック（透湿防水シート）張り。
出窓部分のモアビのカウンター。
材木が痩せてすくのをなるべく防ぐため、こうやってボルトで裏から引っ張ります。
そして設置！
う～ん！めっちゃきれい♪
節が一つもない！
出窓部分にも窓が取りつけられました。
窓下のタイベックは仮。
ここにももちろんダイライトを張ってから、タイベックをはりますよ。
横の田んぼから見たお家♪
緑に映える家になりますよ～
そしてユニットバスの設置。
ユニットバスの脚がおかれてる部分もウレタンスプレーで吹きます。
完成！
シンプルイズベスト！！真っ白(*´з`)
断熱材を入れた後に電気屋さんに配線をしてもらうとこんな感じに・・・(;・∀・)
なので、カッターで断熱材を切って配線を中に入れ込んでいきます。
これがまた細かい作業・・・
外周部のコンセント部分には、湿気が壁体内に入らないように日本住環境さんのバリアーボックスを使用。
そして、配線を差し込む部分ですが、ここもちょっと不安だったので、ウレタンスプレーでシュッと。
断熱材を入れた後は、これまた日本住環境さんのダンタイト（防湿フィルム）を上から張っていきます。
これを張ることで壁体内に湿気を入れないようにします。
出窓部分の外部は、吉野杉の上小節の板張り。
これもいつもお世話になっている吉野の丸岡材木店さんのものをいつも使っております♪
土台の上に構造用合板を張るのですが、構造用語合板は、間柱と柱部分はカットしてるんです。
そこから壁体内に湿気が上がらないようにそこの部分にもウレタンスプレーでシュッと。
シュッシュしすぎやろ！！て思ってるそこのあなた！！
そう、しすぎですね(;・∀・)
そして、ブログが長いと思っているそこのあなた！！
そう、長いんですよね・・・(;・∀・)
もうちょっと。
こんな感じで全部埋めていきます。
エアコンのスリーブや、換気扇のダクトの穴。
これも先に配管を通しておいて、そこの部分を気密処理します。
よく後でエアコンとか穴をあけたりする所がありますが、気密層を破ってしまうのでそんなことをしたらダメですよ～
配管廻りには、伸びる気密テープを。
日本住環境の八子さんが現場をみて、こうした方がいいよとアドバイス。
日本住環境さんのドームパッキン。
これを使う事でさっきの上の写真で使った伸びるテープを使わず気密が取れる品物。
色々だしてますよね～
出窓部分の下地。
胴縁を風が抜けるように透かしてとりつけて。
ってな感じで、出窓は進んでます。
ここまでで、８月２３日の状況♪
９月１日に気密測定をします。
隙間がすくなくなってますよ～に。
たぶんこちらのM様邸は１１月末ぐらいかな？お披露目会の予定です～
またこちらでアナウンスさせて頂きます♪
はぁ、長かった・・・・(;・∀・)
