藏家の新作業場を土地購入から基礎完成まで
目次
土地を購入
2022年7月
ズーーーっと探してた土地。
ご縁があって大阪府松原市で土地が見つかって。
ほんまにご縁ですね〜
見つかるまで2年以上。。。
ほんまに土地って見つからないんですよね。。
広さは約60坪。
大阪の土地にしてはまぁまぁ広い方。
でも形状が結構歪で。。
この土地をどう料理するかは工務店と設計の見せ所♪
土間の解体工事
元々駐車場やったのか、コンクリート土間が打ってあって。
でもそんなしっかりしてるわけでもなく。
ここをまずは解体から。
ユンボでめくっていって。
無事更地なりました〜〜
多田先生と敷地測量など
まぁなんせ敷地が歪。
道路からの土地のレベルを測って、基礎の高さをどこにするかなどの検討をして。
多田さんが立ってる、あの尖ったところの三角までが敷地♪
無事レベルの調査も終わって、高さの検討完了!
地縄張り前の草刈り
打ち合わせをすること半年以上。
その間に敷地には草が生えてきて。
地縄を張る前に草引きから。
今回新たに購入したまさおくん(草刈正雄風😆)
無事敷地の草引きをして、地縄張りも完了〜
地盤調査
地縄を張った後は地盤調査。
地盤調査ってなんや?って思われた方はこちらをご参考に〜
↓
建物が建つ4つ角と敷地の中心の地盤を調査します。
スウェーデン式サウンディング試験で調査です♪
さて結果はいかに!?
地鎮祭
地盤調査した後は、まずは地鎮祭を。
地鎮祭も結構お客さんから「やったほうがいいですか?」って聞かれるんですけども。
そんなブログを書いてるので、ご参考に〜
↓
右から、藏家「い号」真ん中が「う号」左は不動のデリボーイちゃん😅
そんなゆうちょなことを書いてる場合じゃなく・・・・
実は。
いつもお客さんの家の時には、宮司さんをお客さんに手配してもらっているのですがここの建物は自社物件なのでお客さんは自分たちでもある・・・・
まさかの当日、しかもみんなが集まって宮司さんを呼んでいないという大失態・・・・💦
今回て刻みをしてくれた、合掌の花谷さん。
なんと!!
花谷さんの息子さんが、四国で宮司さんをしてるということで!!
すぐに電話をして笑
祝詞(のりと)を電話越しに言ってもらって録音をしてw
それに沿って、進行させていただきました。
多田先生の刈初めの儀。
花谷さんに鎮め物を埋めてもらって。
みんなで四方お清め。
なんとか無事?終わった😅
とはいえ、ちゃんとお清めをしてもらわないとしっくりこない・・・
多田先生と2人で方違神社さんへ。
二人でお清めをしてもらって♪
お札と鎮め物をちゃんともらい。
現場に戻ってもう一度一人で四方お清め😅
お客さんの家の時はお客さんに手配してもらうので、こんなことはないから・・・・
まぁ、これはこれで貴重な経験をしたということで😆
地盤改良工事
地鎮祭も終わり、確認申請も降りてついに着工。
地盤調査の結果が悪くて・・・
地盤改良工事をすることになりました。。。
地縄を張った所を基準に穴を掘る位置を出していきます。
スプレーで場所を指示。
オーガーを使ってグリグリ穴を掘ります。
穴を掘ると奥に水が溜まってる・・・・
これだけ水はけが悪い地域ってことで。。。
まぁ、仕方ない。。。
支持層まで掘ったら、砕石を入れていき、オーガーを逆回転させながら転圧させます。
無事地盤改良も完了!
基礎工事
地盤改良が終わったら基礎工事スタート!
まずは基礎がくる部分にスプレーで墨出し。
堀方
その墨に沿って掘っていきます。
ブロックはこっちのものですが、ギリギリまで掘るので板を置いて土留めも。
掘ったら、プレートを使って土を固めるため転圧。
砕石敷き
その上に、砕石を敷いてまた転圧をして。
その上にスプレーで墨出し。
ビシッとしてますとね!
採石の敷きの後もキッチリ転圧してる写真😃
土間下給排水仕込み
今回住宅じゃなく作業場。
ちょっと特殊で。
基礎の土間が内部の仕上げの床になる。
ってことはそこにトイレや手洗いなどを作ろうと思うと、基礎の下に給排水を先に仕込まないといけない。
この打合せに基礎屋の平川さんと念入りに細かくシミュレーションをしてw
折角転圧した採石を掘って。
排水の位置をまずはここら辺でって所で出して、立ち上げて。
ここはトイレになるんやけど、手洗いの排水、トイレの排水、そして給水を無事仕込み完了!
基礎の配置再チェック
本体の基礎の奥に離れ小島基礎があって。
ここの距離をきっちり寸法を測って出して。
このチェックがめっちゃ大事♪
何事もチェック、チェック!
無事いけてそうでした^^
沈めもの埋設
方違神社さんでお清めしてもらった鎮め物を土地に埋めて。
安全に工事が終わりますように❤️
防湿シートを敷いて捨てコンクリート打設
採石の上には防湿シートを敷いて。
この防湿シートを敷くことで土からの湿気をシャットダウン!
その上に捨てコンクリートの打設。
このややこしい給排水の位置はこんな感じ。
無事捨てコンクリート打設完了です!
捨てコンの上に墨出し給排水
捨てコンクリートが乾いたら、その上に今度はめ〜〜っちゃきっちりとした墨を出して。
トランシットを使って90度もきっちりと。
現場はまだまだ猛暑・・・・
防寒ならぬ、防暑対策もバッチリ?笑
水道屋さんとアイバンでめちゃクチャシビアな寸法出し。
みんなが間違えないように、僕はずっと目を光らせて(笑)
この捨てコンクリートに墨を出して給排水をピンポイントに。
めっちゃ重要な部分。
先生風に言うと。
「はい、ここテストでるよ」的なところw
こうやってみんなの協力で綺麗に現場は進んでいくんですよね〜
無事細かく図面を描いたカイもあり、指示通りちゃんと立ち上げてもらいました♪
基礎下断熱【パフォームガード敷き)施工(防蟻剤入り)
さっきも書いた通り、今回は土間が仕上がり。
そうなると、土間の冷たい冷気が下から上がってくる。。。
それを阻止するために基礎の下に断熱材を敷くことに。
基礎の下で一生見えない部分なので、シロアリが不安・・・
なぜって 2012年のブログを見てもらったらわかるけど
シロアリってスタイロを食べます・・・・
なのでちゃんと防蟻対応している断熱材を採用してます。
今回はパフォームガードを採用♪
まずは地中梁が乗る部分に敷いていきます。
ピンポイントにあげた給排水も、なんか綺麗に見えますよね〜
その防蟻よう断熱材パフフォームガードの上に墨をまた出していきます。
ここも基礎屋さんめっちゃ苦労して・・・・
立ち上がりも断熱材を敷いて、砕石との隙間には砂を埋め戻して。
パフォームガードの立ち上がりには5寸釘を打って留めて(笑)
5寸釘って・・・
呪いの藁人形以外で使うの初めて見たかもw
こんな感じで留める事で、しっかりします。
スタイロを切るのを、大工の梅本さんにきてもらって基礎屋さんとの共同作業!
この日もかなりの猛暑で、フェノバが白い・・・・
このフェノバに太陽が当たって照り返しが半端ない・・・・
スキー場の晴天の日の感じ💦
これまた給排水が色々邪魔する・・・
そこら辺の周りもきっちりと。
ずれないように防水テープも貼って。
またまたややこしい給排水部分😆
細かく切りながら敷いていきます。
最後は防水テープを貼って無事断熱材の工事完成!
ここまでで、2023年7月26日。
断熱工事完成〜〜
基礎配筋工事
基礎下断熱も終わり、その上に鉄筋を組んでいきます。
なんかこのスタイロがあるので、鉄筋屋さんも配筋やりやすそうな気がするw
離れ小島の基礎の配筋もきっちりと。
ビシッと配筋!
今回住宅以上にシビアなのですが、きっちりしてもらってありがとうございます^^
配筋検査
そして、第三者機関による配筋検査。
綺麗ですねって褒めてくれてました^^
無事合格しました!
ベースコンクリート打設
鉄筋工事が終わったらコンクリートの打設工事。
ポンプ車をを使って生コンを打設していきます。
遠い所から。
今までめっちゃ大変やったのに、コンクリート打設は真っ直ぐなのでめっちゃ楽😆
今まで苦労してきたものが全て見えなくなった瞬間w
土間の仕上げはこんな機械を使って均していきます。
これまた基礎の立ち上がりがないので、めちゃスムーズw
離れ小島基礎も無事完成!
内部基礎立ち上がり
土間打設して、養生期間をおいて。
基礎の立ち上がりを打つために、墨出しをして。
アンカーボルトとホールダウンアンカーの位置も無事大丈夫そう。
細かい墨を出して。
内型枠を組んで・・・・・って短かっ!!笑
基礎の立ち上がりが小さいの、止水シーリングを打って。
基礎の立ち上がりを打設😆
立上がりって言うんかこれはw
きっちり養生期間をおいて。
型枠をバラして。
コーナー部分も綺麗にできてます♪
無事基礎も綺麗に完成!
離れ小島基礎もバッチリ!
今までの苦労が、この写真だけ見ると全くわからないのはここだけの話(笑)
でもこのブログを見てもらえたら職人さん達の苦労がしっかりとわかりますよね♪
埋め戻し
最後は基礎の周りに土を埋めて。
無事完成^^
水を使って最後洗って。
これも基礎の立ち上がりがないから出来ることかも(笑)
思ったより長くなりそうなので、一旦基礎工事まで^^
8/16~