構造土台の継手とアンカーボルトの位置
土台の継手には男太(おんた)、女太(めんた )があります。
居藏です。
新築の家の土台は、1本の木ではほぼつなげれず、どこかに継手(つなぐ所)がきます。
大体長くても4mに1カ所は出てくるのが通常なんです。
その継手としてよく使われるのが、腰かけ鎌継ぎという継手なんです。(もちろん他にもいろいろとありますが)
大工の学校さんのブログを参考にしてもらえるとわかりやすいです
その鎌継ぎの木組みで木と木を継ぐ時の加工してある部分で凸を男太、凹を女太と呼び、はめ合わせて組みます。
それが、最初の写真です。
何がいいたいのか?
違う材木を鎌継ぎによって1本にするんですけど、どうしてもそこは違う材木。
なので、しっかりと基礎と土台をアンカーボルトで緊結しないといけないんです。
なので、弊社では現場監督はこんな感じでアンカーボルトの位置を指示するために基礎図面を書いたりします。
(もちろんすべての会社さんが書いてるわけではないんですけども・・・)
他にも、筋交いがある所とか必要とかあるのですが、今回はそこは割愛させて頂きます。
こんな感じで、指示通りアンカーボルトが入っています。
現場監督って、見えない仕事を沢山してるんですよ♪