狭山のW様邸 20161112
今週の狭山のW様邸マンションリノベーション現場は
玄関造作と吉野杉の天井板張り(名栗手摺のあるニッチも!)
サブスペースな家具造作とプラスターボード張り
寝室の天井裏収納の木下地
です。
見込みの深い玄関枠が付いています。
今回は網戸がここに引き込まれます。
マンションは玄関を空けると風通しがいいですものね~
玄関ホールの天井裏は収納となっています。
一間以上あるので間仕切を付けて床の垂れを防ぎます!
戸当たりなしの納まりなので
化粧合板に直接鴨居を取り付けています。
その並びに吉野杉の天井板を張っていきます。
鴨居と杉板がぴっちり付いています。
天井板がある程度張れたところで、
一旦ストップ!
何やら名栗の材に仕事をし始めました。
床にもさっきの名栗に付けたホゾが入りそうな穴が
掘られています。
準備ができてまた杉板張りを再開しました~
張り終わるとすぐに名栗の手摺が取り付けられました~
しかもピッタリと!
この段階では一切調整せずに納めてますっ
そこに変わった角度のニッチの膳板がサクッとささってます。
名栗の柱もニッチの膳板も
もちろん適当ではなく図面で寸法指示があります。
膳板の角が名栗の柱芯になっているんですが、
納まっているところを見ても、どうやって墨を付けたかわからないですね~
廊下には本棚も作られます。
間仕切壁の懐を利用した
家具みたいな壁ですね。
ベニア関係も張っていっていますよ~
プラスターボードも
バシバシ張られていきます!
出来た感が増します。
洗面脱衣室の大工工事は
ほぼ完成しています。
順番に片付いてきますね~
工程に合わせて
現場も模様替え!
この現場の山場とも言える寝室の下地に取り掛かっています。
壁もなんだか出入りがありますね。
普通の天井下地とは違った感じで組んでいっています。
しっかりとした組み方をしていますね。
まるで押入の棚みたいです。
天井面ではなく上にヒノキ合板が張られました。
お察しの通り
天井裏の収納なんですね~
こんな感じです。
蓋の下地も出来ました~
1枚では大きいので2枚に別れています。
下地だけどキレイに出来ていますね~
あれれ
寝室から路線変更!?
出来た下地に電気配線もしてっと。
カウンター材の準備も!
(マンションの現場は巾広の長物は搬入が困難だったりするので、
ハギ板部材を現場で一枚にしてもらいます。)
寝室の造作をすすめるにあたって
取合のあるTVボードも並行して進めているようです。
仕上がりの状態から工程を紐解いて
一番取り付けやすいタイミングで部材を取り付けていくのが
キレイに早くする方法なので、見た目には脱線しているようでも
大工さんの頭のなかでは一本につながっているようです。
その箇所箇所でキレイに納める技術も大切ですが、
現場をスムーズにキレイに進ませる技術は見えにくいですが
すごく大事だと実感させられますね~
来週は寝室が、ほぼ仕上がってる予定です!